必勝本WEB-TVに、また新しい番組が生まれた。タイトルは『あいかわらず たおのスロ活ライフは 期待値だらけです』、略して『たお活』。担当するのは、この夏にデビューしたばかりの新人ライター藍川たおだ。
まず、このタイトルがいい。「たお」という名前を「相変わらず」に忍ばせて、そのまま「期待値だらけ」まで一息で言い切ってしまう。少しふざけているようでいて、本人がこの番組で何を追いかけるつもりなのかがきちんと出ている。
そして第1回のサブタイトルが「弱冠24歳(♀)の中身おじさんスロ好き乙女が期待値マシマシのパチスロ番組を作る」。これだけで、だいたいどんな人物なのかが伝わってくる。
藍川たおとは何者か
デビューは2026年8月。若葉まいたけが「イチ推し」する新人ライターとして、必勝本WEB-TVに登場した。
プロフィールを並べると、24歳、趣味はコスプレ。そして自称「中身おじさん」。デビュー回でまいたけを前に「私が知ってる唯一の先輩です」と言い切ってしまうあたりからして、かなり肝が据わっている。
台の好みははっきりしていて、可愛い台・萌え台が好き。「負けてても可愛い子がいるから許せる」というのが本人の弁だ。なかでもモンキーターンが一番好きな台だという。
すでに必勝本の連載コラム「Girls Style8」にも参加しており、直近では「親切なおっさん」というタイトルで寄稿している。動画とコラムの両輪で追える書き手だ。
「期待値だらけ」という番組コンセプト
番組名に掲げた「期待値だらけ」が、そのままコンセプトになっている。本人の言葉を借りればこうだ。
「台の期待値も追いつつ、視聴者さんにも映像としての期待値をたくさん見せられるように、楽しく打てるように。期待値の塊みたいな番組にしようかなと思ってます」。
「パチスロ的にも映像的にも期待値があるならなんでもやります」という宣言通り、企画は現在進行形で募集中。コメント欄で希望を受け付けており、累計枚数で万枚に届いたらご褒美企画を——といった構想も本人が口にしている。
視聴者と一緒に形を決めていく番組。立ち上がりから参加できる番組は珍しいので、初期から追う価値は高い。
vol.1は戦国乙女5で真っ向勝負
記念すべき第1回の舞台はPLAZA Do 木更津。実戦機種はスマスロ 戦国乙女5 業火を穿つ宿焔の双刃だ。
朝の抽選は43番。前回が261番だったこともあり、本人も「マジでここ怖かった」と安堵の表情を見せる。狙い通り乙女の角席を確保して、実戦がスタートした。
印象的なのは、彼女がノートを持参していること。「乙女もたくさん演出があるので、覚えきれない分はこれを見ながらやります」。まだ修行中であることを隠さず、その姿勢をそのまま映してしまうのが藍川たおのスタイルらしい。
そして本人が「これをやるために乙女をやっているようなもの」と語るのが乙女アタック。「あのヒリつきと言ったら半端ない」と、開始早々からテンションが高い。
戦国乙女5という選択
ちなみに、この日はカバネリの新台に人が流れていたなかで、彼女は乙女を選んでいる。「43番でみんなカバネリの方に走っていたけど、乙女の方が強そうな感じに見えた」という判断だ。
実戦後にホールを一周する場面では、周りの乙女が2000枚、3500枚、4400枚と軒並み出ており、「乙女やっぱり良かったんだな」と結果オーライを確認していた。台選びの根拠を言葉にして、答え合わせまで映す——このあたりは新人ながら丁寧だ。
なお立ち回りの考察についても、「3周期目以降の支援に設定差があると出ているけど、1・2周期にもあるんじゃないか」「AT当選時の20ゲームのところにも何かありそう」と、自分なりの仮説を口にしている。断定せず「わかんないですけどね」と添えるのが、かえって誠実に映った。
天井、そして終盤のまくり
展開は決して優しくなかった。
1周期目はスルー。しかし2周期目に2段階ロックからATを射止め、投資7000円で初当りを掴む。ここまでは順調だった。
ところがその後が長い。支援が全く集まらず「今日の私、嫌われてるんですよ」とぼやきながら周期を重ね、890G・投資32,000円で周期天井に到達。さらにそこも駆け抜けてしまい、投資は45,000円まで膨らんだ。
流れが変わったのは終盤だった。チャンス目からの上乗せが噛み合い始め、100ゲーム上乗せを連発。「これで駆け抜けたらどうしよう」と怯えていた表情が、みるみる笑顔に変わっていく。最終的に2000枚超えまで持ち直し、回収1758枚で収支は-492枚に着地した。
「天井に行ってこの負けで済んだのは、逆にいいんじゃないかと。普通にもう勝ちだと思ってます」——このポジティブな締め方が、なんとも彼女らしい。
『たお活』の見どころは”素”
vol.1を通して一番伝わってくるのは、感情をまったく隠さないところだ。
上乗せが決まれば「気持ちいい」「天才じゃないですか」と自画自賛し、直後に「普通にできる女だと思いませんか?」と畳み掛ける。かと思えばハマっている最中は「帰りたい」「お昼ご飯まだですか?」と本音がこぼれる。
実際、本人も収録中に「素を出していかないといけないなと。これで”えいっ、やったー”じゃつまんないじゃないですか」と語っている。演出を完璧に解説するタイプではなく、打ち手としての生の反応をそのまま届けるタイプ——それが藍川たおの立ち位置だ。
デビュー動画のコメント欄が想像以上に温かかったことにも触れており、「クソリプみたいなのが来るかと思ったら全然なくて、優しいって思いました」と嬉しそうに話していた。新人を見守る空気が、すでにできあがりつつある。
まとめ
まだ何も決まっていない番組が、これからどう形になっていくのか。それを最初から見届けられるのが『たお活』の面白さだ。
台の期待値を追いながら、映像としての期待値も積み上げていく——コンセプト通りに育てば、必勝本WEB-TVの新しい看板になり得るポテンシャルを感じる第1回だった。
企画はコメント欄で募集中。「こんなことをやってほしい」があれば、ぜひ動画に書き込んでみてほしい。あなたの一言が、vol.2の企画になるかもしれない。
vol.1の全編は必勝本WEB-TVで公開中。終盤のまくりは本人が「そこだけ切り抜きたい」と言うほどの気持ちよさなので、ぜひ動画で確認してほしい。
あわせて、若葉まいたけをゲストに迎えたデビュー回もどうぞ。
