『合法的ナ快楽ノススメ』が4周年目に突入。その初回の舞台に選ばれたのは、HYO.もマコトも一度も触っていない新台だった。
9月22日、パラッツォ三郷中央。シルバーウィークでホールは「ここ最近で一番」の混雑。本命だったタコスロは2台並びで取れず、流れで座ったのが『モグモグ風林火山 大海戦の巻』である。
結論から書くと、この消極的な選択が大当たりだった。2人合わせて約1万3000枚。「もぐもぐのこんなに出てる動画は、たぶんそんなにない」と本人たちが言うほどの結果になっている。

7年ぶりの新作を、2人とも初打ちで
『モグモグ風林火山』は2002年の初登場以来、根強い人気を誇るシリーズ。今作はネットからリリースされる7年ぶりの最新作だ。
HYO.とマコトはどちらも4号機時代のモグモグを打ち込んだ世代。「最初の大量獲得機」として記憶に残っている台である。ただし今作は2人とも未体験で、筐体を見るのも「今日で3回目くらい」という状態からのスタートだった。
この回の面白さは、まさにそこにある。2人が手探りで仕組みを解きほぐしていく過程が、そのまま初打ち攻略ガイドになっているのだ。
ゲームの流れを整理する
| ステージ | 内容 |
|---|---|
| 通常時 | ポイントを貯めて周期到達、CZを目指す |
| CZ「モグモグ大戦」 | 10G+α/AT期待度 約53% |
| AT「提督決戦RUSH」 | 差枚数管理/純増 約3.1枚/G/初期150枚+α |
| 全国制覇 | 武将8人を参戦させると達成 |
| 上位CZ「黒船襲来BATTLE」 | 勝利で上位ATへ |
| 上位AT「超提督決戦RUSH」 | 純増 約7.4枚/G/終了後は黒船襲来BATTLEへ再突入 |
天井はCZ間699G+α(設定変更時は299G+αに短縮)、通常時最大6周期、CZ最大7回スルーで8回目のCZがAT当選——という3系統。
実戦では、HYO.が開始早々にモードの話を解説している。モードはA・B・Cがあり、それぞれ周期天井の回数が変わる。朝イチは約33%で天国スタートで、天国なら1周期目でCZ、Bなら3周期目という組み立てだ。実際この日も、3周期279Gであっさり最初のCZに到達している。
CZ「モグモグ大戦」は対決武将がすべて
CZは合戦パート(10G+α)と大将戦パート(3G)の2部構成。合戦パート中に小役でポイントを獲得し、10pt貯まれば大将戦へ。大将戦に勝てばAT当選となる。
ポイントは成立役と戦術の組み合わせで決まる。戦術は青<緑<赤<金の4段階で、赤なら大将戦以上が濃厚、金ならAT濃厚。レア役なら赤戦術以上が濃厚だ。
そして実戦中、2人が何度も振り回されたのが対決武将である。誰と当たるかで期待度も勝利時の恩恵も変わる。
- 織田モグ長……勝利すればモグモグ大海戦突入濃厚
- 徳川家モグ……勝利すればモグモグ大海戦突入率60%
- 月野ワグマ……大将戦までの規定ポイントが3ptと軽い
「織田だと濃厚らしい」と口にしながら星の数を数え、期待度60%の相手に当たっては「60%どこ行った?」とぼやく——このくだりが実戦パートの前半を支えている。
なお負けても合戦パートに戻るだけで、大将戦には平均1.6回移行する。CZ自体は思ったより粘れる作りだ。

AT中は「撃破ポイント」と「参戦チャンス」
AT「提督決戦RUSH」は差枚数管理型。初期150枚+αからスタートし、ここから武将を集めていく。
鍵になるのが撃破ポイント。ベル成立時に獲得抽選が行われ、100pt獲得ごとに参戦チャンスの抽選が走る(最大500ptで参戦チャンス濃厚)。
参戦チャンスは3G継続で成功期待度は約50%。成功すれば武将が参戦し、差枚数の上乗せも乗る。出現率は約1/48と、思っているより頻繁に訪れる。
この武将を8人集めると「全国制覇」。AT終了後に上位CZ「黒船襲来BATTLE」が約束される。動画内で2人が「今ここに出てる人たちを全員参戦させれば上位に行く」と確認し合っているのが、まさにこの部分だ。
ちなみに参戦チャンスの当選率には通常・高確率の状態があり、スイカ成立時が高確率移行のチャンス。高確中は全役で参戦チャンス抽選が行われる。

本命は特化ゾーン「モグモグ大海戦」
この台の出玉を決めているのが、上乗せ特化ゾーン「モグモグ大海戦」だ。AT突入時の約34%で突入する。
仕様は1セット8G継続のSTタイプ。狙え演出から図柄が停止すれば上乗せ+残りゲーム数の再セット。継続率は約82%で、平均上乗せは500枚超。BAR停止時の最大上乗せは1000枚に達する。
さらに上がある。突入時に切り裂きクロス演出が発生すれば、上乗せ性能が約2.5倍になる「モグモグ超海戦」へ。1セットが12G継続になり、初期HOLDストックは5個、継続率は約93%——数字を聞いた2人が「バカじゃん」「いや、バカです」と繰り返していたのも頷ける性能だ。
そして上位AT「超提督決戦RUSH」に入れば、突入時は必ずモグモグ大海戦、さらにその33%で超海戦に昇格する。純増7.4枚/Gとの組み合わせが、この台の最大火力になる。

2470枚、26回継続
動画タイトルにもなっている数字がここで出る。上位ATから入った大海戦が止まらず、1回で2470枚・26回継続。1000枚、1500枚、1900枚と数字が積み上がっていく様子が、そのまま収録されている。
最終結果は、HYO.が投資46本で7205枚、マコトが投資30本で6000枚。合わせて約1万3000枚だ。
2人の総括:「甘い台」という思い込みが間違いだった
打ち終えた2人の結論は明快だった。
「あーでもないこーでもない、難しいなと言っていたのは間違いでした。そういうゲーム性だということを把握していなかった、それに尽きる」。
モグモグといえば、4号機時代は甘めの台。5号機・6号機でも比較的緩い印象で、爆裂機という認識はなかった。しかし今作は「昨今の流行りのスマスロに進化していた」というのが率直な感想だ。
そして立ち回りの核心として挙げていたのがこれ。「500枚以上残りを持っていないと割と勝負にならない」「どこかで奇跡を起こすのもありうるけど、やっぱり大海戦を入れないとダメ」。
通常ATの純増3.1枚/Gでコツコツ増やす台ではなく、大海戦と上位ATで一気に持っていく台——そこを理解しているかどうかで、同じ投資額でも展開の読み方がまるで変わる。
まとめ
シリーズの名前から受ける印象と、実際の出玉性能がここまで離れている台も珍しい。だからこそ、予備知識ゼロの2人が仕組みを発見していく過程に価値がある回になっている。
「気持ちよくなるポイントが随所に散りばめられているといいな、そして我々がそれを見つけられるといいな」——オープニングでHYO.が語ったテンションのまま、きっちり見つけて帰ってきた54分だ。
全編は必勝本WEB-TVで公開中。2470枚が積み上がる瞬間と、数字を見た2人の壊れ方は、ぜひ動画で確認してほしい。
