「う~ん、困った。Eさんなら、来月から何打つの?」
去る11月下旬、営業で訪れたA店の店長さんが、ふと投げかけてきた言葉だ。
初めまして。私、とある仕事でパチンコホールに出入りしている営業マンのEと申します。
バリバリの営業マンというわけでなく、ほぼ雑談メインのダメリーマン。
パチスロ好きが高じて、よく店長さんやスタッフさんに最近の業界の話を聞いたりしています。そんな私が聞いたゆるーいパチンコ・パチスロ業界の世間話などを書いていけたらと思い、筆をとりました。
根堀り葉堀り聞いた話ではないので、肩肘張らずに読み進めていただければ幸いです。と、そんな前置きはこれくらいにして。先ほどの話題に戻りましょう。
12月。
パチスロコーナーは大きな様変わりを迫られている。
多くのユーザーはこの言葉だけでピンとくるはず。そう 【バジリスク~甲賀忍法帖~絆】の撤去だ。それ以外にも【アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUS.ver-】【パチスロ モンスターハンター月下雷鳴】といった人気機種が撤去されてしまった。
それを以って、問いかけられた言葉である。
正直、私は回答に困った。
「絆がなくなった後ですか・・・6号機主体で打ちますけど、これといって主軸になる機械は決めてないです」
そして聞かれたついでにこう切り返してみた。
「絆に代わる機械、A店さんは何にするのですか?」
その問いに対するA店の方針はこうである。
-絆が持っていた機械の魅力を様々な機種で補う-
①119%という最高設定の出玉の魅力 → 押忍!番長3
②バジリスクというコンテンツの魅力 → SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~Ⅲ
③高稼働を維持できる機械 → ジャグラーシリーズ
④一撃性が高く、設定不問で大きな枚数を獲得できる機械 → 政宗2
⑤【設定6】示唆の出やすさと履歴から6を推測できる機械 → Re:ゼロから始める異世界生活
もちろん色々な店舗の考え方があるので、必ずしもこうはならないだろう。
他の店舗でも同様の話題になり、自分なりにまとめたところ、番長3・バジリスクⅢ・ジャグラーシリーズに力を入れていく方針の店舗が多かった。
撤去から2,3週間ほどたち、少しずつ変化が見えてきただろうか。
再導入機種や増台機種。
このあたりにしっかりとアンテナを張っておくとお店の意図が見えてくるかもしれない。これらの機種の扱いがよければ、1月からも期待して打てるだろう。
実際に筆をとった前日、バジリスクⅢを久しぶりに打ってみた。
再導入してから、3日目ということもあり、設定的な状況は悪くない気がした。
この状況がSLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2までの繋ぎではなく、
長期的なビジョンであることを願いたいものだ。