
PS業界に関わる有識者の方にインタビューを敢行! 知っているようで知らない業界のアレコレを有識者に聞き出し、ユーザーにお届けしてまいります!
今回の有識者:㈱ アミューズメント プレス ジャパン・編集長 石川桂さん

プロフィール
石川 桂 (イシカワ ケイ)
株式会社 アミューズメント プレス ジャパン・編集長。パチンコ・パチスロ業界誌「月刊Amusement Japan」「週刊アミューズメントジャパン」の発刊。
株式会社 アミューズメント プレス ジャパンの主な業務

パチンコ・パチスロ業界誌「月刊Amusement Japan」「週刊アミューズメントジャパン」の発刊
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本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます
はじめに、石川さんの経歴を教えてください。
入社したのは2012年の11月で、編集長になったのが2025年の夏です。編集長になったからといって、それまでとやることが大きく変わったわけじゃないんですけど(笑)。
入社前は新卒で人材関係の出版社に入ったんですけど4年ぐらいで辞めました。そこから司法書士の世界に入って3〜4年くらいやっているうちに「やっぱ出版が面白いな」と思い直して、戻ってきました。大学で法律をやっていたので法律の世界を覗きにいきましたが、あまりに険しい道で諦めました。
創刊して何年か教えてください。
創業が1998年の6月なので、現在は28年目。そして月刊が先にできて1998年の9月に創刊したので同じく28年目ですね。週刊は最初に出したのが2006年の1月なので、21年目に入ったところですね。

全国展開するうえで、特に気をつけていることありましたら教えてください。
読み手が全国にいるからどうのこうのとかっていうのはあまりなくてですね。地方のホールさんの取材をしたりするんですけど、そういう時にその周辺の人たちはそのお店のことを知っているかもしれないけど、他の地域の人たちは全然知らないじゃないですか。だからお店を紹介するときは、こういう規模のお店なんですよとかっていうような、誰が読んでも分かりやすく伝わるように心掛けていますね
週刊と月刊で差別化しているポイントを教えてください。
誌面のスペースの違いがあるので、月刊紙のほうががやっぱりボリュームを持たせて記事を作れるので、写真を大きく使ったりして大胆にドドーンとできればいいなと思っています。週刊は逆に紙面スペースが限られているので、コンパクトに要素やトピックを選んで、その点をピンポイントで伝わるよようにしています。

あと、月刊で取り上げたネタを週刊で使ったり、週刊でやったものを月刊に載せたりすることもあるんですけど、そういう時もできるだけまったく同じのまま載せるんじゃなくて、それぞれのサイズに合わせてコンパクトにまとめるとか、より幅を広げて載せるとか、そういう使い方をしています
業界誌で週刊というのは非常に珍しいですね。
私が入社したときにはもう両方を発行していたので、そういうものだと思っていました。創業者の発案で始まったそうですが、鋭いビジネスセンスを持っていたなあと感心します。
雑誌を拝見させていただいたのですが、掲載されている写真がすごく綺麗ですね。
業界誌のなかでは後発なんですけど、会社を立ち上げた創業者がもともとカメラマンだったので、写真については結構思い入れが強くて。創刊当時からもう全ページカラーで出して、写真もいいものを撮れっていうようなことで、見せ方は結構こだわってきた部分だと思いますね。文章は後からでも書き直せるんですけど、写真はもうその場、その一枚きりなので、しっかりしなさいみたいな話が結構ありましたね。社員みんなにちゃんとしたカメラを持たせて、入社したら写真の撮り方練習をするみたいな。
編集長として、一番大事にしていることを教えてください。
やっぱりこう正しい日本語を使うっていうことですね。助詞の使い方がおかしいとか、この表現では読者が多分誤解するだろうなっていう、そういうのは徹底的になくす。読んだ人にこっちが伝えたいことをちゃんと届けられるように。伝えたいことと伝わることの間に誤解が生まれないように、勘違いとかも起きないようにしないといけないから。プロの書き手としてはちゃんとルールに則って文法を使わないといけない。なんとなく伝わるだろうじゃなくて、ちゃんとした言葉を選ばないといけないですね。
編集長になられて、今後やりたいことや変えていきたいことなど、展望を教えてください。
いろいろホールさんやメーカーさんに新しいサービスや企画を提供して、自分たちだけの記事が作れたらなんて考えています。あとは紙面だけじゃやっぱり手薄というか、時代遅れというのもありますから、WEB関係のホームページだったりとかXだったりとか、そっちのほうにもやっぱり力を入れて、うまくやっていきたいですね。あとは編集長というより1人の編集者としての意見なんですけど、より良い内容のものを作って「これ読んで面白かった、ためになった」みたいな、そういうものが作れたらいいなと思います。
あと、うちの特徴と言えるかちょっとわかんないですけど、結構うちの雑誌ではパチンコ・パチスロ業界の話だけじゃなくて異業種に対しての取材を行うみたいなことが頻繁にあって。他業種から学ぶみたいなことがあったりするんで、その辺の力も入れていきたいなとは思っています。他の業界ではこんなことが当たり前なんだよみたいなことを伝えて、「ああ、そうか」っていう気づきを与えられれば。
異業種で今、興味のあるものがあれば教えてください。
最近勢いのあるクレーンゲームとかゲームセンターを特集したいなとは思っています。こっちの遊技機業界でもサミーさん(セガサミー)、コナミさんも結構やっていますしね。あともう1つはVTuberとかも特集できたら面白いなと思います。個人的にも可愛くて大好きなので、それは個人的にやりたいっていう(笑)
今はメーカー公式のVTuberもいますからね。
2025年の夏に平和さんのハルルナさんが4周年を祝う生誕祭をリアルでやったんですけど、それに平和さんが呼んでくださって、客席に入れてもらえました。そのページを作れたのは結構個人的には面白かったですね。いいものができたと思います。サミーさんの上乗恋さんも出たての頃にインタビューさせてもらいましたね。画面越しで話し合うみたいな。
あと、仕事とは関係なくクレーンゲームも大好きで、好きなVtuberのプライズを見たら歯止めが効かない。月に5、6万使うときもありますね。パチンコ・パチスロと違って、もうここでしか手に入らないわけですから、もう取れるまでやるっていう。

わざわざ持ってきてくださったんですね。
デスク周りには常にいますね。箱推しなので、この子だけじゃなくてみんないます。あとは自宅にもいます。家スロの実機の上にラックを立てて。新しいプライズが出ると数日でなくなっちゃったりするんで、入荷されたタイミングでお店に獲りに行かないと、みたいなのはいつも気にしてますね(笑)。この世にはかわいいものが多すぎるので(笑)。家スロもかわいい重視です。

この記事を読んで、業界誌に興味を持った方へのメッセージをお願いします。
そうですね。こういう媒体で何か書きたいとかっていう感じだったら、やりたい企画なり特集を考えてくれれば、うちとしては採用してあげたいっていう思いがあるので、やりたい仕事ができる環境ではあると思います。もちろん全然関係ない人を取材したいとか言われても困るんですけど、それぞれの理由付け、掲載に至る理由があるんだったら全然採用してあげられます。あと、若いアイディアを取り入れて作ったほうが面白いものになると思いますので、熱量のある方は大歓迎です!
インタビューは以上となります
お忙しい中ありがとうございました!
インタビュー後所感
クレーンゲームやVTuberが好きという、楽しい一面をみせてくれた石川さん。若いのに、編集者としてその「好き」を仕事に変える熱量を感じさせてくれる方でもありました。他の業界誌にはない、斬新な企画や記事にもさらに期待!

インタビュアー:ピッチャー仲西
パチスロ必勝本・パチンコ必勝本の編集を経て業界に携わってきた28年戦士。数年前に倒れ隠居気味であったが業界の発展を憂い、少しでもユーザーに興味を持ってもらうため再起動
