旧規則機の経過措置が延長
5月20日、警察庁が遊技機規則の一部改正を発表した。内容は旧規則機(パチンコはCR機、パチスロは5号機)の設置について、これまで経過措置は3年としていたものを、新型コロナウイルス感染症の影響により新規則機(P機、6号機)への入替が困難となっている状況、また入替作業による感染拡大防止の観点から、4年に延長するというもの。これで本来なら来年の1月31日に旧規則機は完全に撤去される予定だったが、その後もしばらくは旧規則機をホールで打てることになる。
ただし全ての旧規則機が該当するわけではなく、現時点で検定・認定が切れているものについては対象外。さらにこの規則改正を受けた業界団体では、高い射幸性の機種については予定通りの撤去、比較的射幸性が低い機種(パチンコなら甘デジや羽根モノ、パチスロはノーマルタイプ)で年内に検定・認定が切れるものについては当初の日付けから最長210日以内に撤去、来年以降に検定・認定が切れる機種については来年11月30日までに撤去すると決議した。
現在ホールにある旧規則機全てで設置期限が延長されるものではないが、それでも多くの人気機種が今まで考えていた以上に長く設置できるというのは、ファンにとっても、またホールにとっても朗報となりそうだ。